Blog from August, 2020

重要: Blancco Drive Eraser 6.14.0とBlancco Management Console 5.3.0未満には互換性の問題があります。

  • ローカルBMCをお使いの場合はBDE 6.14.0へのアップグレードを行う前にBMCを5.3.0以上にアップグレードしてください。
  • BMC 5.3.0以上のバージョンはBDEの6.14.0以下全てのバージョンと互換性があります。

BMCバージョン5.3.0以上にアップグレードできない場合、次のBDEのバージョンが入手可能になるまでお待ちください(当問題の修正を含み、間もなくリリース予定)。

新機能:

  • ALBUS-6988, ALBUST-630 - コンピュータレベルのインテリジェントビジネスルーティング。
    • バージョン6.14.0では、ドライブのレベルだけではなくコンピュータのレベルでワークフローを利用できるようになりました。
  • ALBUS-6988 - インテリジェントビジネスルーティング - 消去のフォールバック。
    • BDEのワークフローでは消去のフォールバックを行うことができます。
  • ALBUS-6618 - USBイーサネットアダプターのホットスワップ。
    • USBイーサネットアダプターのホットスワップを改善。
  • ALBUS-7215 - SMART ATA属性検出の改善。
    • ATAドライブのSMART属性値を調べる処理にいくつかの改善を加えました。
  • ALBUS-6804 - ATAとSCSI、SASドライブの新しいTCG仕様検出。
    • ドライブが新しいTCG仕様をサポートしているかを表示します。

バグ修正:

  • ALBUS-7127 - 一般配布用BDE ISOイメージファイルのリマップセクター消去と隠し領域消去機能のデフォルト設定をオフに変更。
  • ALBUS-7128 - 一般配布用BDE ISOイメージファイルの「顧客詳細」(顧客名,顧客所在地)と「オペレーター詳細」(データ消去プロバイダ、消去担当技術者)のデフォルト設定をオフに変更。
  • ALBUS-6444 - BDE v6.14.0の特殊なイメージから生成されたレポートがBMCバージョン5.5.0以上にしかインポートできない。
  • ALBUS-7092 - バッテリー放電テストの結果判定(当バージョンからは結果が自動的に判定され、ユーザーによる入力操作は不要となる)。
  • ALBUS-7129 - ヘッドレスマシンでBDEを起動後、モニターを接続してもユーザーインターフェイスが表示されない。
  • ALBUS-7295 - ワークフロープロセスの場合にはSSD検出の警告ポップアップメッセージが表示される。
  • ALBUS-7255 - WDS200T2B0A-00SM50 WD Blue 3D NAND SATA SSD (2TB) が144PBのドライブとして検出される。
  • ALBUS-7175 - Dell E7270のLiteon CV3-8D128-11 SATA SSD (128GB) の消去が失敗し"Erasure Target is Offline"と表示される。
  • ALBUS-7278 - オフライン用USBの中に、作成直後にもかかわらず残ライセンスが0と表示されるものがある。
  • ALBUS-7160 - 消去再開機能に関連して起こるBDE Hardware Editionの複数の問題を修正。
  • ALBUS-7136 - Nvidia GM204GLM [Quadro M3000M] をもつマシンの場合に表示される画面が暗い。
  • ALBUS-6563 - Seagate Constellation ST91000640NSドライブのHPAを削除できない。
  • ALBUS-7289 - トレイアイコン上にエラーが表示されている状態でもBMCとの通信が時々成功する。
  • ALBUS-7090 - ハードウェアテスト画面でスクロールができない。
  • ALBUS-6978 - ハードウェアテスト中にスクリーンセーバーが表示される。
  • ALBUS-7145 - HP DG0300BAHZQ SASなどのHDDに対するRPM情報取得の改善。
  • ALBUS-7236, ALBUS-7201, ALBUS-7287, ALBUS-7335 - IPアドレスを取得できないなど、DHCPネットワークでの通信に関する問題を複数修正。

※リリースノートの詳細をご要望される場合は、担当営業あるいはサポートまでご依頼ください。

新機能:

  • PHEN-5353 - ワークフローリソースチェック
    • USBメモリまたはMCからインポートしたワークフローが特定のファイルなどのリソースを必要とする場合があります。当バージョンでは、インポート先BMDEに必要なリソースがあるかをチェックします。
    • 足りないリソースがあると警告のアイコンが表示され、ポインターをアイコンにのせると説明が表示されます。
  • PHEN-4997 - シートモードビューでのM型番表示
    • 「M型番」フィールドをシートモードのビューに追加。
  • PHEN-4726 - 取り外し済みのデバイスに対する「デバイス接続」ウィンドウの最小化と削除
    • 取り外したデバイスに対応する「デバイス接続」ウィンドウがそのまま表示され続け、操作を妨げる場合がありました。
    • 当バージョンではウィンドウを最小化したり削除したりできます。
  • PHEN-5379 - 偽造Android検出機能改善
    • 偽造品と判断したAndroidを表すアイコンを追加。

修正:

  • PHEN-5630 - プロキシを有効にすると、iOSの消去が一貫して失敗する。
  • PHEN-5665 - iPhoneの消去が4%から進まない。
  • PHEN-5016 - SIM検出の不具合。
  • PHEN-5416 - Motorola E6 Plusに対する偽造検出機能の不具合。
  • PHEN-5451 - ストレステストアプリのアンインストール中、Blanccoが自動的に再インストールされて結果がアップロードされない。
  • PHEN-5486 - 前のレポートのカスタムフィールドが次のレポートに追加されてしまう。
  • PHEN-5628 - MDMロック検出の不具合。
  • PHEN-3525 - Androidディスク容量値の不具合。
  • PHEN-3809 - LG K8の内部メモリ検出の不具合。
  • PHEN-4388 - Nokiaデバイスのディスク容量値の不具合。
  • PHEN-5488 - 利用制限状態のデバイスの紛失/盗難/利用制限チェックの結果が正常になる。
  • PHEN-5619 - iOSデバイス自動設定が1回目は機能しない。
  • PHEN-5624 - MDMロック検出の不具合。
  • PHEN-5648 - 印刷ができなくなってしまう不具合。

既知の不具合:

  • 消去プロセスが異常終了した場合、同期サーバーのファームウェアサーバーがトラッキングファイルの生成に失敗することがあります。
  • ファームウェアダウンロードが進行中の場合、消去ビューが表示されることがあります(この場合、ビューを切り替えてください)。
  • 同期サービスのクライアント側にOTAの新バージョン通知が表示されてしまう(サーバー側で共有されているバージョンが通知されるべき)。

  • 「デバイスのID」の入力必須設定を無効にした後でも、入力を要求するポップアップが表示されてしまう。

  • Samsung S4 Activeが最後のファクトリーリセット後も再起動し続けてしまう。この場合、ケーブルを再接続すると消去されます。

  • 以下は以前のバージョンから継続している不具合です。

    • システム設定によっては、起動時にBlanccoの背景画像が表示されません(代わりに灰色の画面が表示されます)。

    • Android OS 10デバイスの場合に機能テストが自動開始しない。

    • 比較的古いiOSデバイスの場合にOEM部品のメインレベルのステータスが「不明」になります。

    • iOS部品情報がデバイスごとに異なる。OEM部品情報の一貫性に関わる課題がまだいくつかあります。

    • 同期サーバーのプリンターテンプレートエディタのGUIには改善すべき点が残っています。今後のリリースで修正される予定です。

2020年8月23日の日本時間15:00から18:00の間、アップデートのためcloud.blancco.comを停止いたします。 この時間帯はデータ消去やレポート閲覧のほかhttps://cloud.blancco.comへのアクセスができなくなることを予めご了承ください。

実施日: 2020年8月23日
実施時間: 15:00~18:00 (6:00~9:00 GMT)

本件に関するサポートはこちらにご依頼ください  support@blancco.com

以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Blanccoサポートチーム

新機能:

  • MC-6405 - LDKベースのIBRライセンス
    • 新しい製品ライセンス
  • MC-6403 - ワークフロー共有と強制
    • ワークフローを共有し、利用を強制する機能。
  • MC-6399 - TLS 1.0と1.1のサポート終了
    • リスクを抑えるためTLS 1.0と1.1はサポート対象外となります。

バグ修正:

  • MC-6509 - セキュリティ改善
    • ファイルシステムに対するパストラバーサル脆弱性を修正。
  • MC-6411 - Blancco Cloud APIの条件に2文字以上指定しないと検索ができない
    • uint型とdate型を文字数の最低条件から除外。
  • MC-6418 - Tomcat設定ファイルがアップデートされない
    • バージョンアップの際に古いバージョンのTomcat設定ファイルが適切に更新されませんでした。
  • MC-6490 - ワークフローエディタでテキストエリア要素をリサイズできない
    • リサイズできるよう修正済み。

新機能:

  • Windows Updateのサポート
    • Windows Updateの動作を妨げることがありましたが、当バージョンでは一時的に自身を無効化することで回避します。
  • 新しい起動スクリプト
    • 設定と実行を簡易化するスクリプトを新規作成。

  • Blancco Drive Eraser設定XML読み込み
    • 当機能により、Blancco Configuration Toolを使って変更を行う手間を省略できます。
  • 非ASCII文字のISOファイル名のサポート
  • ヘルプテキストオプションの追加

修正:

  • LEE-2769 - エラーコード 130015
    • システムにdiskpartが存在しかつ実行可能かをテスト。
  • LEE-2019 - restore(リストア)機能がまれに動作しない問題を修正
  • LEE-2769 - エラーコード 100026
    • パーティションの縮小と個数チェックを改善。
  • Cisco製Catalyst 4948E-Fと1811ルーター、Nexus 3048TPのサポート
  • ユーザーインターフェイス追加
    • 当バージョンから、コマンドラインだけでなくグラフィカルユーザーインターフェイスも使用できます。
  • BMCへのレポートアップロード機能
  • プログレスバー追加
  • 消去の確認画面にEulaへのリンク追加

バグ修正:

  • PHEN-5577 - BMDEバージョン4.4.0「デバイスインジケーターを有効化」を無効にしてもデバイスが点滅してしまう
  • PHEN-5241, SD-4094 - P9 liteで検査アプリが止まってしまう
  • PHEN-5562 - BMDEバージョン4.4.0 OTAアップデート後にiPhone消去が失敗してしまう
  • PHEN-5613 - BMDEバージョン4.4.0 日付と時間の変更ができない


既知の不具合

  • テスト項目のいくつかを「致命的」なテストに変更すると、一括変更用の「(minus)」アイコンが反応しなくなる。
  • Webブラウザキャッシュクリア用の「削除」ボタンをクリックした後、クリア処理が終わらない。この状態になった場合はショートカットキー「Ctrl + w」でブラウザを閉じてください。